シェーバーの刃を内刃・外刃共に交換しました

私はシェーバーを複数持っていますが、そのうちの1つは、亡くなった父の遺品です。父は、私に、シェーバーは安いものを使うべきでないと生前言っていましたが、私が過去に使っていたシェーバーを見て、「もっと良い物を買え!」と言っていました。その父ですが、10年間ナショナルのラムダッシュの3枚刃のシェーバーを使用していました。私の家では、元々父が日立に勤務していたこともあって、日立製の家電品が多かったのですが、シェーバーについては、日立製を使っていないので、私が、「何故、日立のものを使わないの?」と質問すると、父は、「いいものが無かったからだ」と答えました。しかし、そのシェーバーも3年前は、既に10年選手で、塗装は剥がれ、電池はニッケル水素電池でへたっていたせいか、父は、シェーバーを水洗いする時以外は、いつもシェーバーを充電器に繋いでコンセントに差し込んでいました。そして、父は、早朝であろうと、夜中であろうと、シェーバーを使うので、駆動音が2階にまで聞こえていました。私は、そういった父の様子を見て、何とかしなければと思い、家電量販店に行って、パナソニックの5枚刃シェーバーを買って来ました。私は、父にそのシェーバーを見せて、「今度からこれを使うといいよ」と言うと、父はシェーバーの箱を一瞥して、「前の方がいいな」とポツリと言いましたが、直ぐに箱から取り出して充電して使用していました。私がこのシェーバーを買ったのは、父の日に何かプレゼント出来ないかと思ったのにも拘らず、諸事情で出来なかったので、遅い父の日のプレゼントということだったのですが、私は、父が気持ちよさそうに髭を剃っているのを見て、ホッとしました。音も静かになり、髭も良く剃れている様だったので、父は気に入ってくれていればいいのだが、と思いました。しかし、そうした日は長く続きませんでした。その翌年の正月に父は入院し、春に亡くなりました。入院中も、そのシェーバーを毎日使っていたのですが、転院後は、私が声を掛けても反応がなく、私が面会に行った時に父の髭を剃り、シェーバーの充電を随時行っていました。父が亡くなったのは、私の家族にとっては、今迄で最も悲しい出来事でしたが、私は、父が使ってくれたシェーバーを引き継いで使用することに決めました。勿論、機械ものなので寿命はありますが、なるべくいのち永く使いたいという考えから、メンテナンスはこまめに行い、他のシェーバーと併用することを今迄以上に強化しながら、替刃といった消耗品については、早めに入手するといったことを行い、なるべく長い期間使う方向で考えています。私がプレゼントしたものとはいえ、父の遺品ですから、父を偲ぶアイテムの一つとして大事にしたいと思っています。妹は、父の使っていた壊れた腕時計を引き取って保管していますが、私は、現役で使えるものを大切に使用しつつ、父の姿を思い出しながら暮らしていこうと考えています。このシェーバーの寿命がいつ終わるかは判りませんが、今日、内刃・外刃共に交換し、新品時に近い状態の剃り味であろう状態になりましたので、今後も使える限り、使っていこうと考えています。

シェーバーの刃を内刃・外刃共に交換しました